涙という字は

泣かないの？ 泣きたいのでしょう？ 心の中に 涙がたまって あふれてきそうなのに 我慢してるの？ あのね、 涙って言う字は 「水を流して自分に戻る」って 書くんだって。 泣いて 涙をいっぱい流せば きっと 本当の自分に戻れるから。 本当の自分に戻るために 泣いてみない？

むかし　わたしは　じぶんがきらいだった

むかし むかし わたしは じぶんがきらいだった じぶんがいきていることが もうしわけなくて みんなとおなじくうきを すっていることじたい みんなのくうきを けがしているようで みがちぢむおもいがした 「ポストがあかいのも みんなわたしが わるいのよ」 そういうことばを いうひとがいて わたしも お... 続きをみる

痛かったね

あのひとの 視線 痛かったね なにか いやな思いを させてしまったかしら ごめんね もし きずつけたのなら ごめんなさい そんなつもりじゃなかったの でも わたしのこころも 痛がっている 視線がささる こころのおくまで ぐぐーっと 痛かったね　わたし 痛がっていいよ 痛かった 悲しかった 悔しかっ... 続きをみる

行こう

「行こう」 どこへ？ 「明日が見えるところへ」 それはどこ？ 「ここじゃないところ」

かえりたい

自分が大好きだったら 生きることが楽しくなるの？ 自分は前より好きになれたよ・・・ だけど 生きるってことが 素晴らしいことだって あんまり 思えないんだよね ふと 空を見上げて 「かえりたい」って つぶやく自分 しずかで おだやかで やわらかな あたたかい そんな ところに かえりたいって ふと... 続きをみる

どこまでも

どこまでも 水平移動の道 登り阪は過ぎ 下り阪も過ぎ 今はただ 　 どこまでも 同じことの 繰り返し 飽きないように 退屈しないように 生きていることが つまらなく感じないように 心をなだめすかせて 歩いている私

こどく

ばれちゃだめ だれにもしられないように 私はこっそり なみだぐむ 誰か きづいて こんな私 だけど やっぱり しられるのは いや こんな わたし ひとりの わたし

夢の中で

私は夢を見るのが 大好き ギラギラした１日が 終って やっと 眠りにつく時 私はワクワクと 胸をはずませる 夢が私を運んでくれる 懐かしい風景 懐かしい人 夢を見ている時だけは 私の時間 私のやすらぎ