二つの世界の境目に

ふたつのせかいの


さかいめに


あしをかけて


たっている





だいすきなひとがいったあちらのせかい


そして


ささえあってるはずのこちらのせかい







ねむりは


あちらのせかいへのとびら







あさのめざめは


こちらのせかいへのきょうせいそうかん







どちらのせかいにも


こころのいばしょをきめられないまま


ふたつのせかいの


さかいめに


ただ  たちつくしているわたし